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【ソース+水=麦茶色の何か】

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今日の一言


2010/07/13(Tue) 時間がない [長年日記] 17:00現在 26℃

_ [Windows][OpenAL][雑記][研究関係]Visual C++ でOpenALを使う

Windows上で音を扱うのが難しそうだったので、若干慣れつつあるOpenALを使うことにした。

インストール

まず、ここ(http://www.openal.org/)から

 「OpenAL11CoreSDK」

 「ALUT」(freealut Binary ZIP)

をDL。

で、DLした「OpenAL11CoreSDK.zip」を解凍し、

 「OpenAL11CoreSDK.exe」

を実行し、適当にインストールする。(こだわりがなければデフォルトでOK)

さらに、「freealut-1.1.0-bin.zip」を解凍し、

「alut.h」を C:\Program Files\OpenAL 1.1 SDK\includeに、

「alut.lib」と「alut.dll」を C:\Program Files\OpenAL 1.1 SDK\libs\Win32にコピーする。

環境変数の設定

「alut.dll」を使うために、環境変数を設定する。

XPの場合は

   「コントロールパネル」⇒「システム」⇒「システムのプロパティ」⇒「詳細設定」⇒「環境変数」

Vistaの場合は、

   「コントロールパネル」⇒「システムのメンテナンス」⇒「システム」⇒「システムの詳細設定」⇒「システムのプロパティ」 ⇒「詳細設定」⇒「環境変数」

で環境変数設定画面が開けるはず。

そして、「システム環境変数」の方のPathをクリックして「編集」を押す。

で、既にある変数値を変更しないように注意して、最後尾に

   ;C:\Program Files\OpenAL 1.1 SDK\libs\Win32

を追加する。(先頭の;は、変数値を区切るためのもの)

Visual C++ の設定

自分の環境はVC++2010 Expressだが、他のでも同じのはず。

まず、VCを立ち上げ、projectのpropertiesを開き、

 C++ -> General -> Additional Include Directories

 C:\Program Files\OpenAL 1.1 SDK\include to

を追加。

さらに、

 Linker -> General -> Additional Library Directories

 C:\Program Files\OpenAL 1.1 SDK\libs\Win32

を追加。

最後に、

 Linker -> Input -> Additional Dependencies

 openal32.lib alut.lib

を追加し、OKを押す。

テストプログラムの作成

Windowsの場合、ソースコードには

 #include <al.h>
 #include <alc.h>
 #include <alut.h>

と書くべし。

*Linuxだと

 #include <AL/al.h>
 #include <AL/alc.h>
 #include <AL/alut.h>

になっていると思われ。

*とりあえず、これ(http://robotics.naist.jp/~akihiro-i/dialy/?date=20091120#p04)は動いた。

まあ、後は適当にやってくれ。

以上!