今日の一言
2011/07/05(Tue) 日常、面白いじゃん [長年日記]
_ [Debian][Linux][Ubuntu][Windows][FC] VMWare PlayerでBIOS画面を立ち上げる方法(F2キー,vmxファイルを修正)
参考:
http://wiki.mm2d.net/vmware/index.php?%B2%BE%C1%DB%A5%DE%A5%B7%A5%F3%B9%BD%C0%AE.vmx
http://wikiwiki.jp/vmplayer/?%B2%BE%C1%DB%A5%DE%A5%B7%A5%F3%C4%EA%B5%C1%2FBIOS
起動時にF2ボタン押下
仮想マシンを起動し、OSが立ち上がる前に『F2キー』を押す(ビープ音が鳴ってもいいのであれば、押しっぱなしでも可)。
これでBIOSが起動する。
が、デフォルトではOSが起動するまでの時間がかなり短いため、慣れていないと失敗する可能性が高い。
BIOS起動までの待機時間をミリ秒で設定+起動時にF2ボタン押下
VMWareでは、仮想マシンの構成や設定は『.vmx』という拡張子を持ったファイルに書かれており、このファイルを書き換えることでGUI上ではできないような細かな指定が可能となる。
また、このファイルは単なるテキストファイルなので、適当なテキストエディタで編集可能である。ただし記述を間違うと二度と再生できなくなる可能性もあるため、修正には細心の注意を払い、自己責任で行うこと。
今回はOSが立ち上がるまでの時間を設定するために、起動させる仮想マシンの『.vmx』ファイルに以下の記述を加える。
bios.bootDelay = "3000"
時間の指定はmsecで行うため、この場合はOSが立ち上がるまでの待機時間が3000ミリ秒(3秒)となる。指定できる時間の範囲は
0~4294967295
である。
なお、『.vmx』ファイルの修正は、仮想マシンが停止もしくはサスペンドした状態で行うこと!起動中に編集した場合、自動的に修正されることがある。
これでOSの起動までに3秒の猶予が出来たので、その間にF2を押せばBIOSを立ち上げることが出来る。
次回起動時にBIOSを立ち上げるように『.vmx』ファイルを修正
上記の方法では、どちらもユーザが仮想マシンの起動に合わせてF2ボタンを押すという作業が必要であった。
しかしながら、これらの方法ではBIOS起動の可否がボタンを押すタイミングにかかっており、確実に起動できるとは限らない。
そのため、必ずBIOSを起動させたいという場合には、『.vmx』ファイルの修正して強制的にBIOSが起動するように設定するほうがいい。
具体的には以下の記述を加えればいい。
bios.forceSetupOnce = "TRUE"
これで次回の仮想マシン起動時にはBIOSが自動で立ち上がるようになる。
なお、この設定は、一度BIOSが立ち上がると
bios.forceSetupOnce = "FALSE"
に変更されるため、2回目以降からはBIOSは立ち上がらず、通常通り、OSが起動する。
ここで『.vmx』ファイルの修正は、仮想マシンが停止もしくはサスペンドした状態で行うこと!起動中に編集した場合、自動的に修正されることがある。