今日の一言
2010/12/02(Thu) バッファロー襲来 [長年日記] 編集 1:00現在 12℃
_ [FC][OpenCV][Ubuntu][Linux][Debian][雑記][研究関係]Interface社製ボード(PCI-320416、CSI-360116)の使い方(gpg3100、gpg3300)
*Linux対象。具体的にはDebian(5.04)
*基本的にはReadMeとFAQをまとめただけなので、詳しくはそちらを参照のこと。
まずHP(http://www.interface.co.jp/index.asp?top=0)からソースをDL
インストール
<gpg3100>
$ mkdir gpg3100 $ su # cd gpg3100 # tar xvzf gpg3100_***_***.tgz # bash install
<gpg3300>
$ mkdir gpg3300 $ su # cd gpg3300 # tar xvzf gpg3300_***_***.tgz # bash install
* 文字化けはeuc-jpに変更すれば直る。
ここで、Debian系のディストリビューションでは、Debian版のashである「Debian Almquist Shell (dash)」が使われているため、ReadMeにあるように
# sh install
とすると、インストーラ「install」が動かない。
よって、「bash install」と明示的に指定するか、以下の方法で「/bin/sh」をbashのシンボリックリンクに差し替える。
bashへの変更
まず、以下のコマンドを実行。
$ sudo dpkg-reconfigure dash
実行すると「Install dash as /bin/sh?」と確認されるので、<いいえ>を選択。
これで、「dash」の代わりに「bash」が使われるようになる。
ドライバモジュールの組み込み
(GPG3100)
# cd /usr/src/interface/gpg3100/i386/linux/drivers # bash insad.sh
(GPG3300)
# cd /usr/src/interface/gpg3300/i386/linux/drivers # bash insda.sh
正常に組み込めたら、デバイスノードを作成するために、デバイス番号設定ユーティリティ(dpg0101)を実行する。
# cd /usr/src/interface/gpg3300/i386/linux/drivers/ # sh setup.sh # cd /usr/src/interface/gpg3100/i386/linux/drivers/ # sh setup.sh
以上!
ドライバモジュールの再コンパイル
*ドライバを組み込む際にエラーが出た場合、ドライバの再コンパイルが必要。正常に組み込めた場合は不要。
まず、コンパイルに必要なカーネルソースをDL。
$ sudo apt-get install linux-headers-2.6.26-2-686
そして、「/usr/src/interface/common/dpg0100/src」にある全てのモジュールをコンパイルし、インストールする。
<dpg0100>
# cd /usr/src/interface/common/dpg0100/src # make # make install
<dpg0101>
# cd /usr/src/interface/common/dpg0101/src # make # make install
<dpg0102> *不要?
# cd /usr/src/interface/common/dpg0102/src # make # make install
続いて、「/usr/src/interface/gpg3100/i386/linux/drivers/src」に移動し、ドライバのコンパイルを行い、インストールする。
# cd /usr/src/interface/gpg3100/i386/linux/drivers/src # make # make install
あとは、前の段落の「ドライバモジュールの組み込み」に従って、セットアップを行えばOK。
(おまけ) サンプルの実行
サンプルは「/usr/src/interface/gpg3100/i386/linux/samples/c」に置かれているので、適当にコンパイルして動かすべし!
*サンプルの癖にそのままでは動かなかったり、いくつか修正が必要だったりと、なにかと問題があるが、まあ、最低限の情報は得られる・・・かも。
2010/12/03(Fri) ここからが本当の地獄だ [長年日記] 編集 16:00現在曇 13℃
_ [Linux][Debian][Ubuntu][FC][Emacs][雑記]Emacsでバイナリファイルを編集する
参考:http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/124editbinary.html
1.Emacsでバイナリファイルを開く。
2.[Alt]+[x]キーを押し、「hexl-find-file」と入力して[Enter]
3.「Filename: ~/」と表示されるので、開きたいファイル名を入力し、[Enter]
以上!
_ [Linux][Debian][Ubuntu][FC][雑記]Linuxでバイナリファイルを読む(od)
「od」というコマンドを使えば、文字化けせずにバイナリファイルを読むことが出来る。
ただ、「cat」と同様、一気に最後まで表示してしまうので、「less」や「more」に渡すのが便利。
$ od hoge.wav | less
$ od hoge.wav | more
オプションは以下の通り。
-a 文字の名前で表示 -b 8進でバイトを表示(デフォルト) -c ASCII文字またはバックスラッシュ付きのエスケープ文字として表示 -d 符号なし10進shortとして表示 -f floatとして表示 -h 16進shortとして表示 -i 10進shortとして表示 -l 10進longとして表示 -o 8進shortとして表示 -x 16進shortとして表示
以上!
2010/12/20(Mon) 今年もクリスマスは中止です [長年日記] 編集 1:00現在曇 9℃
_ [Linux][Ubuntu][FC][Debian][Tex][雑記] Ubuntu10.10で起きたtex(dvipdfmx)のエラー(警告)
参考:http://www10.atwiki.jp/shirayuu/pages/26.html#id_7897be0d
Ubuntu10.10でtexをコンパイルしようとすると、「dvipdfmx」の実行時に、
** WARNING ** Failed to load AGL file "pdfglyphlist.txt"... ** WARNING ** Failed to load AGL file "glyphlist.txt"...
という警告が出た。
文字通り「pdfglyphlist.txt」と「glyphlist.txt」がないというエラーなので、これらをどこかから持ってきて正しい位置に配置すれば治るっぽい。
自分の場合も、W32TeX(http://w32tex.org/index-ja.html) の「dvipdfm-w32.tar.xz」を使わせていただくことで解決できた.
$ wget http://w32tex.org/current/dvipdfm-w32.tar.xz $ tar xvf dvipdfm-w32.tar.xz $ sudo cp ./share/texmf/fonts/map/agl/pdfglyphlist.txt /etc/texmf/dvipdfmx/ $ sudo cp ./share/texmf/fonts/map/agl/glyphlist.txt /etc/texmf/dvipdfmx/
まったく、texは細かいところで面倒だなぁ。