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【ソース+水=麦茶色の何か】

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今日の一言


2009/11/13(Fri) 量子情報理論がわからん! [長年日記] 15:30現在 19℃

_ [FC][Ubuntu][Linux][プロジェクト実習][研究関係]Linuxでデスクトップ録画(gtk-recordmydesktop)

「gtk-recordMyDesktop」というのが便利。

$ sudo apt-get install gtk-recordmydesktop

実行は

$ recordmydesktop output.ogg

事前に「ffmpeg」を入れておくといいという噂あり。

なお、JAVAで動いているらしいので、eclipseが動いていると動かないという説も。

_ [Windows][研究関係][雑記](学生専用情報)Microsoft Dream Sparkの使い方

**注意:とりあえず最後まで読んでから登録等の作業をした方がいいです**

**というか最後に<まとめ>を書いたので、それを見るだけでいいという説も**

「Microsoft Dream Spark」というものがある。

詳しくはHP(http://www.microsoft.com/japan/academic/dreamspark/default.mspx)を見てもらうとして、端的に言うと、

「学生を対象にMicrosoftの製品を無償提供するプログラム」

である。

対象商品は、

Visual Studio 2010 Ultimate Beta2
Visual Studio 2008
Visual Studio 2005
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008
SQL Server 2008 Developer Edition
XNA Game Studio 3.0
Expression Studio 3
Microsoft Robotics Developer Studio

などなど。

Visual Studio 2008 Professionalや、Windows Server 2008 R2 Standardって、普通十万ぐらいするよね!?

それが学生ならなんと無料で手に入る!

実際に買うと数十万ってレベルじゃねーぞ!?

これはお得!

今すぐアクセス!

・・・と、まあ、これだけ聞くと、すっっっっっっごく詐欺臭い。

が、これは本当だ。ちゃんとMicrosoftが提供しているサービスだし。

以前にゼミナールの授業で講演していただいたMicrosoftの人に時に教えてもらったので間違いない。

で、気になる対象者なんだが、

大学生
大学院生
専門学校生
高等専門学校生の 4,5 年生
生徒 (高校生) 版は認証方法が異なります

となっている。(専攻科生が明記されてないのは存在が微妙過ぎるからか?)

重要なことなので、先に利用上の制限について引用しておく。

  • DreamSparkで取得したソフトウェア製品は個人利用のみとなります。
  • DreamSparkを通じて製品を取得した学生はその学生が所有するデバイスに1つのコピーをインストールすることができ、所属する教育機関で履修する授業の学習や非商用の研究、それら以外の個人で行うデザイン、開発、テスト、デモンストレーション等にソフトウェアを利用することができます。
  • DreamSparkを通じて取得した製品の商用利用は許可されません。その他、学内でのITインフラストラクチャ利用なども許可されません。

※商用利用や許可されない学内での利用はライセンス違反となり、DreamSparkプログラムを通じて取得いただいたソフトウェアが利用できなくなります。

  • CAL(クライアントアクセスライセンス)の提供はありませんので、DreamSparkプログラムを通じて入手されたWindows Serverを利用してリソース管理、ファイルサーバー、アプリケーションサーバーなどを構築しクライアントPCの接続が必要なる場合、接続台数に合わせて別途CAlのご購入が必要となります。

まあ、こんな制限があるわけだが、それでも無料で使えるのはありがたい。

で、これを利用するには、Microsoft LiveのLiveID(無料で取得可能)に加え、

 国際学生証による認証

もしくは

 認証コードによる認証

が必要となる。

「国際学生証(http://isic.univcoop.or.jp/)による認証」が本来の認証方法だと思うし、こちらであればネットで調べればすぐに詳細な情報が出てくる。なので、よく分からない場合はこれを使うべき。

が、『そんなの持ってねーです』って場合には、新規でカードを作る必要がある。それにはカード代として「1,430円」が必要な上、意外と手続きが面倒。

(まあ、数十万の製品が手に入れるのに「1,430円」や書類を作る手間を惜しむと言うのも変な話だが)

なので、ここではもう一つの方法である25ケタの認証コードによる登録方法を解説する。

認証コードは、Microsoftがキャンペーンで配布する他、大学生SNS.com や LinNo などの SNS サイトへの登録で入手できる。

なので、どちらかに登録すればOKのはずなのだが・・・。

LinNoでは新規会員登録で自分の大学の名前を入れたら『そんな大学知らねーよ』的なメッセージが出て次に進めなかった。

知名度的な問題というよりは、どうやらLinNoは大学側で登録していないと新規会員登録ができないっぽい。

なので、半ば強制的に大学生SNS.com(http://r-sns.com/ )から申し込むことになったわけだが!

大学生SNS.comに登録したものの、認証コードの申し込み方が分からねぇぇぇぇ!?ただ登録しただけでは送られてこないのか!?

どうも、Microsoft Student Partnersというのがソレっぽいのだが、またしても登録が必要。正直、これ以上おそらく今後使わないであろうものに登録するのもなぁ・・・。

・・・ということで『えー、登録した意味ないじゃん』となってしまったわけだ、これがな!



''まだだ、まだ終わらんよ!''


いろいろ試したところ、大学生SNS.com内にこんなページ(http://r-sns.com/dreamspark/)を発見。

『Microsoft DreamSpark(マイクロソフト ドリームスパーク)× 大学生SNS.com』

外部からのリンクが貼られていないっぽいのが不安だが、試しに申し込んでみた。

申込フォームに上記の情報を登録して申し込む。

入力項目は氏名と大学名、それと""『学校から与えられた』メールアドレス""だけ!

・・・え、本当にこれだけ?

ま、いいか。申し込み!

で、2日後。

マジで認証コードがかかれたメールが届きました。

平日にしかメールが帰ってこないとは書いていたものの、土曜日に申し込んで、月曜日にメールが届くのは予想外(いい意味で)。

とりあえず、この方法で手に入った認証コードとLiveIDを使ってDreamSparkのサイト(https://www.dreamspark.com/)にSign In!

認証成功!

これでDreamSpark提供のソフトがDL出きるようになった。

*使用条件など、重要な説明は必ず確認すること!

以上!ガンバレ!

<考察>

実際、大学生SNS.comどうやって『学生』ということを認証しているんだろうか?

だって申し込んだ時は大学生SNS.comにログインしてなかったし。

学校側に問い合わせるのか?

ってか、それなら大学生SNS.comに登録しなくてもよかったんじゃね?

・・・・・・なんだ、この果てしなくグレーゾーンっぽい方法!?

*と、思ったが、よくよく考えるとMicrosoft自体もキャンペーンとか言って学生以外にも認証コードばらまいたりしてるので、別にこれは問題ないのかも?

<まとめ>

ということは、

  • 大学生SNS.comに登録『しない』
  • 認証コード申し込みページ(http://r-sns.com/dreamspark/)にアクセス
  • 氏名と大学名、『学校から与えられた』メールアドレスを入力し、申し込み
  • Microsoft Live IDを申し込み(http://www.microsoft.com/japan/mscorp/liveid/default.mspx
  • 申し込み後、すぐにLive IDが届く
  • 数日後、認証コードが届く
  • DreamSparkにアクセス
  • Live ID でサインイン
  • DreamSpark で認証
  • Congratulations!
  • 好きなソフトをダウンロード!

で、いいのか?

長々と書いたくせにまとめると意外にシンプル。

まあ、大学生SNS.comに登録『しない』って辺りにかなり問題がある気もするので、自分のように一応は登録をしたほうがいいかもね。

_ [Windows][研究関係][雑記]Windows Server 2008(R2に非ず)をVista化する

実は、「Windows Server 2008」は、OS「Windows Vista」と同じカーネルで動いているらしい。

なので、Windows Server 2008 を実行しているコンピュータで Windows Vista のユーザー エクスペリエンス機能を有効にすれば、Windows Server 2008を(ほぼ)Vista化できるようだ。

*ま、あくまでVistaっぽくするだけなので、ゲームやマルチメディア・アプリケーションなどは利用できない(と公式には言われている)わけだが。

詳しい情報はMSのサポートページ(http://support.microsoft.com/kb/947036/ja)を参照の事。

加えて、Vistaでメモリを4GB以上使おうとすると64bit版を使うしかないないわけだが、Windwos Serverでは物理アドレス拡張を行うことで、32bit版でも4GBを超えてメモリを使うことができる(らしい)。

とりあえず以下にその方法をまとめる。

<参考ページ>

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1146w2k8aero/w2k8aero.html

http://support.microsoft.com/kb/947036/ja

http://type-y.com/2009/11/windows-server-2008-vista.html

-1. 物理アドレス拡張を有効化

4G以上積んでいる人向け。それ以外の人はしなくていい。

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行。

 bcdedit /set pae forceenable

これだけでOK。

*システムやインストールしているデバイス、ソフトウェアなどにより、PAEを有効にするとシステムが起動しないなどのトラブルが発生することがある。

システムが起動しなくなった場合は、システム起動時に[F8]キーを押してセーフ・モードで立ち上げ、以下のどちらかの方法で復旧させる。

  • 「bcdedit /set pae forcedisable」でPAEを無効にする。
  • 「bcdedit /set pae default」でデフォルト状態に戻す。

0. Windows Aero対応のグラフィック ドライバを入手する

これはAeroを使わない場合は別にしなくてもいい。

x86用とx64用の2種類があるので、適切なドライバを入手してインストールする。

*Windows Server 2008用のデバイス・ドライバはWindows Vista用と同じなので、Windows Vista用ドライバが動作するはず。

1. [デスクトップエクスペリエンス]機能を追加

[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリック。

services.msc と入力して[OK] を押し、[サーバーマネージャー] を開く。

[サーバーマネージャー] - [機能] - [機能の追加] より [デスクトップ エクスペリエンス] を追加。

導入途中で再起動を促されるので再起動する。

2. Themesサービスを[無効]から[自動]に変更

[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリック。

services.msc と入力して[OK] を押し、[サーバーマネージャー] を開く。

[サーバーマネージャー] - [機能] - [サービス] より [Themes]を開く。

Themesのプロパティを開き、スタートアップの種類を「自動」へ変更。

適用ボタンを押すと「開始」ボタンが押せるようになるのでくりっくしサービスを開始する。

(ThemesはAeroを制御するためのサービス)

細かな設定

[コントロールパネル] - [個人設定] - [ウィンドウの色とデザイン] より、配色を「Windows Vista ベーシック」に変更すると、Vistaテーマを使用可能に。

同様に「Windows Aero」に変更するとAeroテーマが使用可能に。

【補足情報】

*Windows SideBarは使えないこともないっぽいが、調べて出てきた方法がかなりグレー、というかブラック(Vistaからそのままコピー)だった ので止めておいたほうがいい。

*ウィルス対策ソフトは普通のOSに対してはフリーでも、サーバOSに対しては有料というものもあるので注意。

<余計な一言>

Windows Server 2003とWindows XP

Windows Server 2008とWindows Vista

Windows Server 2008 R2とWindows 7

は、それぞれ同じカーネルを使っており、ソフトウェアコンポーネントもほとんど同じらしい。

後は分かるな?