今日の一言
2009/11/18(Wed) 課題が多いぜ [長年日記] 13:30現在曇 12℃
_ [Ubuntu][Linux][OpenHRP3][OpenRTM][研究関係][プロジェクト実習]OpenHRP3のインストール方法
OpenRTM0.42が既に入っている前提で書く。
ちなみにUbuntuのバージョンは9.04で確認した。(途中で、8.10用の導入スクリプトを使ったが、一応大丈夫だった)
本当は9.04は対応していないので、8.10とかでやる方が確実。
まあ、HPが割と充実しているので、その通りにやるだけでいいのだが。
*1.0には対応していないため、OpenRTM-aistの自動アップデートは停止しておくこと!
グラフィック能力を確認
割とグラフィカルなソフトので、パソコンで3Dグラフィックスが正常に動作するかをまず確認。
端末を開いて次のコマンドを実行。
$ glxinfo | grep rendering
結果が "direct rendering: Yes" であれば、問題なく使える。
NOの場合は、頑張ってグラフィックカードを入れる。もしくは諦める。
自動で入れてくれないソフトをインストール
OpenHRP3のHPに.debパッケージがあるので、
$ dpkg -i tvmet_1.7.1-1_i386.deb
関連ソフトをインストール
まず、ソースをDLして解凍。
$ cd $ mkdir OpenHRP $ cd OpenHRP $ unzip (ソースパッケージダウンロード先)/OpenHRP-xxx.zip
で、今の安定版はOpenRTM1.0に対応していないので、
OpenHRPソースパッケージディレクトリにあるパッケージ導入スクリプトで使用するpkg_install_ubuntu.shを次のように変更する。(1.0を勝手に入れないようにする)
#openrtm="openrtm-aist openrtm-aist-doc openrtm-aist-dev openrtm-aist-example python-yaml" openrtm="python-yaml"
変更後、パッケージ導入スクリプトを実行
$ cd OpenHRP-xxx/util $ ./installPackages.sh packages.list.ubuntu.8.04
念のため、システムの標準Java環境を切り替える。
$ sudo update-java-alternatives -s java-6-sun
これでjava のバージョンが java-gcj からsunの1.6に切り替わったはず。
$ java -version
で確認できる。
コンパイルの準備
OpenHRP3では、コンパイルのための設定をソースディレクトリ中の "Make.vars" というファイルで行う。
詳しい説明はHPの 「MakeコマンドによるOpenHRPのコンパイル」ページを参照の事。デフォルトでいい場合はコピーするだけでいい。
まず、コマンドライン上でOpenHRP3のソースディレクトリへ移動。
$ cd ~/OpenHRP/OpenHRP-xxx
んで、デフォルトの設定ファイルをコピーする。
$ cp Make.vars.ubuntu.8.10 Make.vars
ここまで済んだら祈りを込めてコンパイル。
$ make
make installはないっぽいので、自分の好きな場所に配置すればOK。
以上!
_ [Ubuntu][FC][Linux][OpenRTM][OpenHRP3][プロジェクト実習][研究関係]OpenRTM-aistの自動アップデートを停止させる
メニューから
システム −> システム管理 −> ソフトウェアソース
英語の場合は、
System -> Administration -> Software Sources
を選択し、
"サードパーティのソフトウェア"タブを開き、OpneRTM項目のチェックを外す。
ただそれだけ。
_ [tDiary][雑記]tDiaryのデータをHTML化する
tDialyでは日記データがよく分からない大きなファイルの塊で保存される。
が、自分の日記のようにメモ書きとして使っている場合には、一部だけをコピーして保存等が出来ない為、不便である。
ここで、tDiaryには静的なHTMLを生成するためのsqueezeというプラグインがある。
詳細はこちら(http://www.yotabanana.com/hiki/ja/squeeze.rb.html)。
自分の目的(メモの保存)という点ではこれで十分使える。
が、squeezeプラグインが出力するHTMLはあくまで検索エンジンへの入力データとしてのHTML生成を目的としたものである為、実際の表示とは異なる部分が多い。
これをどうにかできないものかと調べてみたところ、 「ククログ」というHPで、CGIで出力されている内容と同じように表示されるHTMLを生成するスクリプト「html-archiver.rb」(http://www.clear-code.com/blog/2009/4/6.html)が見つかった。
ライセンスがGPLだったので自分の環境で使わせてもらったところ、「squeeze.rb」に比べてよりWebで閲覧した場合に近いhtmlが作成されるので、かなりいい感じ。
気になる人は実際に「ククログ」さんに行って調べて下さい。他にもいろいろ面白いのがありそうです。