今日の一言
2010/04/20(Tue) 就活終了!? [長年日記] 18:00現在曇 17℃
_ [Windows][Linux][FC][Ubuntu]WindowsからLinuxパーティションを読み書き出来るようにする(ext2fsd)
自分はWindowsとのデュアルブートでUbuntuを使っている。
研究用にUbuntu、文書作成その他にWindowsと分けているため、基本的には問題はない。
が、時折、WindowsとUbuntu間でのファイルのやりとりが必要になることがある。
Ubuntu⇒Windowsは、Windowsのパーティションをマウントするだけでアクセスできる。
しかし、Windows⇒Ubuntuは、デフォルトではアクセスできない。
そこで、特別なソフトが必要となる。
有名なものとして、「ext2fsd」(http://www.ext2fsd.com/)と「explore2fs」(http://www.chrysocome.net/explore2fs)があるが、ここでは「ext2fsd」を説明する。
それぞれの主な特徴は以下の通りである。
「explore2fs」
インストール不要 日本語のファイル名が文字化けする 専用のGUI画面からでないと、Linuxパーティションにアクセスできない Vistaだと使えない?
「ext2fsd」
インストールが必要 デバイス・ドライバとして実装されている為、他のアプリケーションからもアクセスできるようになる ファイルの文字コードを指定できる(日本語に対応) Vistaでも使えた(自動実行は微妙。自分はブロックされた)
ext2fsdの使い方
インストール
ココ(http://ext2fsd.sourceforge.net/)からDLしてインストール。
読めば分かることしか書いていないので、詳細は割愛。
途中で「Windows起動時にExt2Fsdを自動実行するか」「ext2やext3への書き込みを行うか」を指定する画面があるが、これらは後から変更できるため、あまり気にしなくていい。
実行
まず、「Ext2 Volume Manager」を立ち上げる。
次いで、[Tools]−[Service Management]を選択して[Ext2Fsd Service Management]ダイアログボックスを開く。
ここで、「Global Codepage」を、Ubuntuのデフォルトである、「utf-8」に変更する。これにより、日本語ファイル名が文字化けしなくなる。
さらに、Global Volume Settingの「Assign drive letter automatically」にチェックを入れる。
*ドライブ名を指定したい場合は、指定したいパーティションを選んで右クリックし、「Change Drive Letter」でaddするべし。
最後に[Start]ボタンをクリックする。
これで、Linuxの入ったパーティションがドライブとして認識され、自由にアクセスできるようになる。
かなり便利なのでお試しあれ〜。