今日の一言
2010/04/28(Wed) てややー [長年日記] 1:00現在にわか雨/靄 14℃
_ [Windows][Ubuntu][FC][Linux][研究関係][雑記]パソコンのマイク入力の端子がステレオプラグな理由
PCのマイク入力は、大抵が3.5mmのステレオプラグに対応した形になっている。(↓こんなの)
が、ここで疑問が一つ。
PCってステレオ録音できたっけ?
いろいろとサウンドカードの仕様等を調べてみたが、やはりモノラル入力ばかり。
ではなぜ3つも入力があるのか?(モノラルならGNDと音声信号の2つでいいはず)
それは、一般のPC用マイクはコンデンサマイクだからである。
コンデンサマイクは、音の振動によりコンデンサーの間隔が変動することで生じる静電容量の変化を、電気信号に変換するマイクである。
その為、コンデンサマイクマイクを動かすには必ず電源が必要となる。
が、実際にはPC用のマイクに別途電源をつなぐことはまずない。
なぜなら、PCのプラグインパワーでマイクに電源を供給しているからだ。
通常のステレオマイクでは、プラグの構造は
先頭 : 音声信号(L) 中央 : 音声信号(R) 根元 : グランド(GND)
となっている。しかし、PCの場合は、
先頭 : 音声信号 中央 : +側の電源 根元 : −側の電源(GND)
である。
つまり、一般のステレオマイクでは「音声信号(R)」を受けるところを電源とすることで、差し込んだだけでコンデンサマイクが使えるようにしているのだ!
だから、PCのマイク入力にステレオマイクを突っ込んで「ステレオプラグなのに、ステレオ録音できないぞゴルァ!」というのは、完全な間違い。
うん、出来るわきゃないわな。
とまあ、いろいろ調べた結果、こういうことが分かったのだが・・・
ここで新たな疑問が。
プラグインパワー方式でないマイクロフォンを間違って突っ込んだらどうなるの?
まあ、常識的に考えて、壊れるわな。
そこはメーカが保護回路を入れてくれているとこに期待するしかない。
ただ、プラグインパワーへの対策は製品によってバラバラ。
加えて、プラグインパワーの規格がまだまともに定まっていないらしく、電圧が機器によりマチマチらしい。
*プラグインパワー対応のマイクでも、機器によって相性がでるのはこれが原因っぽい。
なので、「PCでは使えません!」とか、「プラグインパワー非対応」とか書かれたマイクは、絶対PCにつながないように!
泣きを見ます。
_ [研究関係][雑記]超小型アンプ内蔵シリコンマイクロホンSP0103NC3-3を使ってみた
秋月のコレです。
(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00602/)
説明書見れば使い方も組み方も大体分かります。
なので、ここで言いたいのは一つだけ!
「プラグインパワー」で動くようにした!
うん、上で電圧定まってないとか書いといてなんなんだが、どうせPCでしか使わないし、別途電源用意するのは面倒だしね。
電源が1.5V〜5.5Vなので、まあ動くだろうということで。
実際、何も考えず、単純に「POWER」をステレオプラグの中央のにつないだだけで動きました。
まあ、当然っちゃあ当然だわな。
_ [Linux][FC][Ubuntu][Windows][研究関係][雑記]音を解析するための準備(メモ)
・フリーの音響解析ソフト Sonic Visualiser(Win,Linux,Mac)
http://www.sonicvisualiser.org/
古い方(1.7.1)でよければsourseforgeに.debもあるので、それを使えば簡単に導入できる。
(http://sourceforge.net/projects/sv1/files/)
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